DIYに役に立つ!人工芝の種類を紹介!
■はじめに
人工芝はパイルの長さ、素材、色合い、密度など用途によって種類が分かれています。
自宅の庭やベランダにどのような種類の人工芝を設置するのが良いか分からないという悩みを抱える人も非常に多いです。この記事を読んで頂いてどんな種類が自宅に適しているのかを判断いだけるように、人工芝の種類についてご紹介します。
■人工芝の種類について
人工芝の種類は大きく2の種類に分けられます。
①景観用
→見た目の綺麗さや手軽な施工が可能になっている人工芝
②競技用
→競技者がプレーしやすい設計になっている人工芝
■パイルの長さ
先ほど景観用と競技用の2種類があるということをご紹介をしましたが、パイルの長さでそれらの2種類が分かれているという面もあります。
①ロングパイル人工芝
→パイルの長さ:50~70mm
→用途:競技(フットサルコートなど)
②ショートパイル人工芝
→パイルの長さ:20~40mm
→用途:景観(庭・室内・屋上・テラスなど)
■素材
①ナイロン
ナイロンは、肌触りが柔らかく安価な素材です。
一昔前はナイロン製の人工芝が主流でしたが、現在はそこまで多く使われていません。そもそも売られることも少なくなりました。ただ、柔らかく下地にフィットするので、パターゴルフの人工芝では未だに使用される素材です。
②ポリプロピレン
人工芝素材の中でも、耐久性に特化したのがポリプロピレン。
その頑丈さから、テニスやサッカーなどの人工芝コートにも使用されています。
ただ、肌触りは人工芝素材の中でも一番硬く、値段も高価です。
③ポリエチレン
3種類の素材の中で最もバランスが良いのがポリエチレン。ナイロン製よりは硬いものの、肌触りとしては十分柔らかいです。耐久性にも優れており、水も弾くのでカビの心配もありません。
また、耐候性も優秀で、紫外線にも強いというメリットもあります。
ポリプロピレンより価格も安く、まさにメリットを良いとこ取りした素材です。
■色合い
最近では、濃い緑色、黄色がかった明るい緑色、枯れ葉の茶色などを混ぜ合わせ、天然芝に近い色合いを表現している人工芝も増えてきました。
■芝密度
人工芝は、不燃性のマットに芝葉の糸を束にしたものを縫い付けてあります。その縫い目の数が「1m×1mの中に何個あるのか」を数値で表しているのが芝密度です。
この数値が高ければ高いほど、芝が立つようになり、クッション性が向上し、耐用年数が長くなります。
また数値が高ければ高いほど高価な人工芝になっていきます。
■まとめ
人工芝は、パイルの長さ、素材、色合い、密度が様々あることをご紹介してきました。
それらの種類のなかから環境や用途に合わせて選ぶことが大切です。
ただし上記以外にも、業者に敷設してもらうのかDIYで敷設するのかによって取り扱いのし易さという判断軸もあると思います。
人工芝は長く使うものですので、最初に何を選ぶかが本当に重要です。
弊社ではそのような人工芝の選定からご一緒させて頂きますので、人工芝の敷設を検討されてい方はお気軽にご相談ください。